幼児期に育む一生もののチカラ

「非認知能力」

共立女子大学白川佳子先生

監修

共立女子大学 家政学部児童学科教授

白川佳子 先生

幼児期に育む一生もののチカラ「非認知能力」

人生を豊かに彩る一生もののチカラ「非認知能力」を知って、子育ての不安をワクワクに。

予測できない未来を生きる子どもたちに必要なのは、どんな時代が来ても試行錯誤しながら生きる力です。 たとえば AI(人工知能)が人間の代わりに仕事をするようになったときに求められるのは、自分の考えを表現し、主体的に行動できる人だといわれています。

そんななか、世界的に注目を集めているのが「非認知能力」です。 学力や IQ(知能指数)など読み書きや学習到達度などで測定可能な能力を「認知能力」といい、これまでの早期教育はこの「認知能力」を意識して行われてきました。 しかし近年、一方的に知識や技能をインプットするだけでは育たない、気質や性格的な特徴である「非認知能力」こそが幼児期にとって大切だといわれています。

「非認知能力」は 心理学的に「社会情動的スキル」とも言われ、忍耐力、社交性、やり抜く力といった気質のこと。 たとえいい学校を出ても、持続する力やがんばる力がなければ、社会的な成功や経済的な安定にはつながらないことがわかってきました。

自己肯定感を基盤に非認知能力は育っていく
  1. (参考文献)
    1. 『幼児教育の経済学』ジェームズ・J・ヘックマン(東洋経済新報社)
    2. 『学力の経済学』中室牧子(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
    3. 『やり抜く力 GRIT(グリット)』アンジェラ・ダックワース(ダイヤモンド社)
    4. 『Fostering Social and Emotional Skills Through Families, Schools and Communities』OECD 2015

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